上履きを見て描こう

上履きを見て描こう_d0023647_474347.jpg支援学級の美術を週に1~2時間担当しています。題材は支援学級の担任の先生と相談しているのですが、まだまだ勉強不足でどんな題材がいいのか悩みます。他の教科と違って、何かを覚えたり、知識として理解することが他の子より多少時間がかかるだけのことで、美術はこの子達にとって感性のままに取り組むことがのびのびした作品になるのではないかと思うのですが、支援学級の担任は「この子供たちは見て描くという能力を伸ばしたいので観察し絵画をやってください。」と言うことをよく言われます。生徒達も良く取り組んでいます。上履きを見て描こう_d0023647_471473.jpgしかし、個人差があってと゜んと゜ん進められる子はいいのですが、ひとつひとつ「線はここまで描いて」と指で示し、「色は何色と何色を混ぜて」とパレットに色を作ってあげることもしばしば・・・・
ブログでお世話になっている北海道の山崎先生「自然と美術と教育と」で「酒井式」の授業について考察されていますが、この子たちにとって「うわばきを描く」ということが技術的な指導だけに終わっていないか、「うわばき」というものに思いをはせて描けたのか・・・他にのびのびと描ける題材に重点を置いた方がよいのか・・・少し悩んでいます。上履きを見て描こう_d0023647_482596.jpg
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by shigeshige05 | 2005-09-09 04:08 | 美術教育